机に向かうまでが一苦労。しばらくしたらそわそわと落ち着かなくなることがありますか。
頭の中は上の空。気づいたらスマホに時間をつぎ込んでしまいますか。
そのような経験をした人は決して少なくはありません。学校や塾の自習室でなら集中できるという人もいますが、ここでは自宅学習に焦点を当てたいと思います。

これから、長時間机に向かう秘訣をご紹介します。
学力が勉強時間に応じて向上することを考えると、これは成績をアップする秘訣とも言えるでしょう。

でもその前に、うまくいったときのための注意事項を心に留めておいてください。

長時間机に向かうことには害もある

長時間机に向かうことは、良いことばかりではありません。

  • 静脈瘤ができやすくなる
  • 運動不足で体重が増えやすくなる
  • 糖尿病や心臓病になるリスクが高まる

静脈瘤とは、脚などの血管の一部が異常に太くなってしまうことです。血管が蛇行するようになることもあります。

効果的に勉強できるようになることで、必要以上に座り続けることは防げます。

好きなメロディーを聴きながら机に向かう

好きな旋律を聴きながら勉強することにすれば、机に向かうことへの敷居(ハードル)を下げられます。
不快感のない机と椅子やライトを揃えておく必要もあります。

たしかに、音楽を聴きながら勉強すると気が散ると思われるかもしれません。
もちろん、静かな場所で集中して勉強できるのが理想です。

でも、勉強する気になれない時に机に向かうためには工夫する必要があるのではないでしょうか。気に障るようになったらスイッチを切るか音量を下げることができます。少なくとも机に向かうという最初のアクションを起こす目的は達せられるでしょう。

勉強をし始めた頃は意識が音楽の方に向きがちかもしれませんが、一度勉強に集中しだすとあまり気にならなくなるのが不思議です。時々集中が切れた頃に音楽を楽しむ時間が訪れますが、また意識が勉強に戻れます。

ただし、歌詞がある音楽は別です。歌詞は言葉なので、勉強の邪魔になる傾向がとても高いからです。

長時間机に向かう秘訣

あなたが音楽好きではなくても、この方法は応用できます。
集中力が途切れたタイミングで短い休憩をとりましょう。

机に向かっていて他のことを考え始めたら、その時こそが短い休憩を入れるタイミングです。
もしそれでも根性で勉強を続けるならストレスが溜まってしまうので、長続きしにくいかもしれません。後で清算することになるでしょう。

体調や状況などによって、(今日はよく集中できる)とか、(今日はあまり集中できない)と思うことはありませんか。もし、あらかじめ「1時間勉強したら休憩する」と決めるならどうでしょうか。せっかく没頭していたのに、タイマーの音で集中が切れてしまいます。それってもったいないことだと思いませんか?
少なくとも必要な時間ぶん机に向かえるまでの間は、集中を妨げられないようにしましょう。

効果的に休憩するには

効果的な休憩時間の過ごし方は、少し運動をすることです。運動をすると爽やかな気分になれます。
長時間机に向かうことのデメリットである運動不足をある程度、解消することもできます。

さらになんと、勉強の効率を上げることも期待できるのです!
米国インディアナ州のパーデュー大学のA・H・イズメイル教授によると、
「定期的な運動は身体だけでなく知力(mind)にも良い影響を与え」ます。

運動して爽やかな気持ちで、また勉強を始めましょう。

おすすめの音楽

あなたの好きな曲は、あなたをどんな気分にさせますか?
聴いた爽やかな気分になれる曲はありますか?それがおすすめの音楽です。
それは運動をした後の気分に似ているかもしれません。

編集子の好みかもしれませんが、クラシック音楽がおすすめです。
音楽の授業では聴けない良い曲が沢山あります。選曲に迷われる方はJ. ハイドンの交響曲をどうぞ。
高い音を不快に感じないために、音源の圧縮は控えたいところです。

あなたはヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くことが多いですか。長時間聴き続けるには耳への負担が心配ですね。
ラジカセのスピーカーなら使えますが、プラスチックのボディが響いて気になる場合はかすかな音量に抑えましょう。

一番のおすすめは、平机の前にスピーカースタンドを置くことです。
2本のスピーカーと椅子とで正三角形ができるように配置しましょう。そうすれば、最も良い音質を楽しむためにはもう机に向かうしかありません。
英語の発音がリアルに聞こえる、というメリットもあります。)
ただし、高い音や低い音が強く出るスピーカーだと耳が痛くなってきます。

まとめ

集中力が途切れたタイミングで短い休憩をとることで、結果的に長時間机に向かえるようになります。少しの運動をすると爽やかになれます。

歌詞のない爽やかな音楽をかけながら勉強することにするなら、机に向かいやすくなります。
集中力が切れた頃に自然と耳がスピーカーに向いて気晴らしができます。
音楽の助けがなくても机に向かえそうなときは、静かな環境で勉強に集中しましょう。

 

【効果的な勉強法】やる気を出すには?

【効果的な勉強法】計画倒れを防ぐには もご覧ください。

※ A. H. ISMAIL and Abdelwahab M. EL-NAGGAR (1981) EFFECT OF EXERCISE ON COGNITIVE PROCESSING IN ADULT MEN