TODOリストを作ったことはありますか。
それはやるべきことを書きだしたリストのことです。
タスクが多すぎてうんざりしたことはありませんか。
少しの工夫で前向きに取り組めるようになるかもしれません。
ゲームをクリアしたくなるのはなぜ?
ところで、どうしてゲームはコンプリートしたくなるのでしょうか。
それが面白いからというのは言うまでもないかもしれません。
でも、全てをクリアしたくなるようにさせる工夫がされているのにお気づきでしょうか。
それをTODOリストに取り入れてみるのはいかがですか。
ゲームでは自分の居所や達成率が一目でわかるように表示を切り替えられます。これはTODOリストのようです。
全体もしくは各章(面)の中で自分がどこに位置していて、どこまで達成できたか、あとどれほど進めばゴール(クリア)になるかが一目で分かるようになっています。
それはただの文字の羅列ではありません。
TODO地図を作って塗りつぶそう
ゲームをクリアするような感覚でTODOリストにあるタスクをこなすためには、どうすればいいでしょうか。
たとえば、好きなゲームの白地図を描いて1区画毎にやるべきことを書いておくことができます。
1つ達成する度に色を塗っていきましょう。だんだんと「領土」が増えていきます。
自分の好きなゲームのスクリーンショットを撮って印刷し、それにやるべきことを書き込んでみるのも良いかもしれません。
このような地図をTODO地図と呼ぶことにします。
たしかに、その地図を見るたびにゲームをしたくなるという副作用があり得ます。そのような方はゲームのマップは使わないほうが良いかもしれません。
勉強にもなるTODO地図とは?
TODOリストに使う地図は空想のものでなくても構いません。
お気づきかもしれませんが、白地図を使ってみることができます。
日本地図の白地図は国土地理院地図から入手できます。
タスクをこなしながら地理の勉強ができます。一石二鳥ではないでしょうか。
各都道府県に1つずつやるべきことを書き込んでおきましょう。
達成感を味わいながら色を塗り、都道府県の位置や形状を覚えることができます。
区分けは異なりますが、戦国時代に天下統一を目指すゲーム(そんなゲームがあるかは知りませんが)をしているような気分になるかもしれません。関東地方だけ使う、九州地方だけを使うという使い方もできます。
(早く数学の問題集の単元を1つ終わらせよう!そうしたら次は山梨県が取れるぞ!)などと思えたら、TODO地図の効果が出ていることになります。
面積の広い県には、特に大変なタスクを書き込んでおきましょう。

世界地図を使うこともできますが、区画が多すぎるのでまずはアフリカだけを使う、次にヨーロッパを使うなどとしてみましょう。
色塗りに時間をかけすぎない
ここで注意していただきたいことがあります。効果的に勉強するためには、なるべく勉強にならない作業を控えることが大切です。
ですから地図を描くのに時間をかけすぎたり色塗りを丁寧にしすぎたりしないでください。
色塗りする代わりに斜線を何本か引くこともできます。
まとめ
やる気の出るTODOリストとは、TODO地図のことでした。
ゲームやオリジナルで空想の地図を描いて、区画毎にやるべきことを書き込んでおきます。1つ達成する度に色を塗っていきましょう。
日本地図や世界地図の白地図を使うなら、地理の勉強にもなります。
ただし、地図の準備や色塗りにあまり時間をかけすぎないように気をつけてください。