テスト直前や夏休みが終わる頃に、慌てて勉強したことはありませんか?
そんな時は、「ああ!ちゃんと計画を立てておけばよかった・・・。」と思いますよね。
では、今日は効果的な計画の立て方をお伝えしたいと思います。
バランスの良い計画が大切
計画ってどう立てるのか分からないと思われますか?
ただ漠然に「〇曜日は~分勉強する」と勉強時間だけを決めるならどうでしょうか。たとえそれを守れたとしても、テストには間に合わないことになりかねません。
時間をかけて周到な計画を立てるならどうでしょうか。しっかり守れなくて凹むかもしれません。そもそも人間は機械のように動くものではありませんし、予期しない出来事も生活の中で起こりえます。無理をすると計画がストレスの原因になってしまうでしょう。

ですから、生活の全てを計画でコントロールできるとは期待しないでください。可能な範囲でバランスを保って時間の過ごし方を組織的なものにしましょう。
計画を立てる前に
計画を立てる前提となるのは、何をすればよいかが分かっていることです。まずはテストの出題範囲を確認して、教材を取り揃えます。定期テストの対策を早めにするなら、授業の進度から出題範囲をある程度予想できるでしょうか。
そもそも何をすればよいかが分からない場合は、保護者の方塾や学校の先生に相談できます。きっと喜んで助けになってくれることでしょう。クラッセはあなたが勉強するためのお手伝いをしたいと思っています。
そして科目毎に以下の3つのステップを踏めば、1日あたりどれくらい勉強をすればよいかが分かります。
計画を立てる3つのステップ
- テスト範囲を見て、こなさなければならない参考書や問題集のページを数えます。
これを(テスト範囲のページ数)と呼ぶことにします。 - (勉強を終わらせる期日)-(勉強を始める日付)+1=(勉強にかける日数)を計算します。
- (テスト範囲のページ数)÷(勉強にかける日数)=(1日間に勉強するページ数)※を計算します。
※これとは別に復習をすることを忘れないでください。
②のところで、(勉強を始める日付)とはもちろん今日か明日の日付ですよね?先延ばしにして後で困らないように気をつけてください。
(勉強を終わらせる期日)をテストの前日にしないでください。あとで復習するために、また計画通りにいかなかったときに備えて少し余裕を持たせましょう。

ちなみに、1を足すのはなぜでしょうか。
例えば、6/1~6/3の3日間の計画を考えましょう。ただ3-1=2とするなら、1日足りなくなってしまいますね。
月をまたいで数えるときは、翌月の日付に30もしくは31を足しておいてください。2月から3月にかけての計画であれば3月の日付に28を足します。
自習時間に偏りがあるときは
部活や習い事などがあって、平日はまとまった時間がとれませんか。
さきほどの3つ目のステップで求められた(1日間に勉強するページ数)に7をかけてください。そうすれば、1週間あたりに何ページ勉強すればよいかがわかります。
それを自分の週間予定と照らし合わせて、曜日毎にページ数を割り振ってください。
まとめ
このように、(テスト範囲のページ数)と(勉強にかける日数)をしっかりと見極めて割り算をすれば、簡単な計画が出来上がります。
たった3つのステップで、何をどれくらい勉強すればよいかが明確になるのです。